硝子の器に涼を盛り込んだお造り
青楓をあしらって皿に並ぶ川魚
火にかけられ湯気をあげる羽釜

変わったもの、変わらないもの

かつては表通りから路地に至るまで、人の往来で賑わっていたという僕の知らない花小路。その全盛は昭和30年頃と聞いています。

「昼は昼でどこからかお稽古三味線なんかの音が聞こえてくる風情があったっけね。」

そんな話を訊かせてくれるのは、祖父を「旦那」と呼ぶお馴染み様。浜なすが正式に看板をあげたのが昭和44年。一枚板のカウンターは小料理屋風のしつらえで。

「暖簾から流れてくる匂いや煙につられんのよぉ。あと棒鱈煮なんて他じゃ出てこねっけねえ。」

なんて様子を訊くとこっちまで嬉しくなってきます。

出汁のなかで炊かれる椀種 炊きあげた茄子に餡をかける

はじめはあったお品書きが「もう旦那のお任せでいいがら!」との声に応えているうち、顔をみて、季節のものを即興で仕立てる商いへ変化し、徐々に今のかたち ー完全予約制のお任せ会席ー に落ち着きました。

炎の立つ鍋で肉を焼きあげる
染付の器へ、箸先で丁寧に盛り付ける二代目
盛り付けをする二代目と三代目
板場に座り、黙々と手を動かす初代

心地よいひと時のために

当店の個室は全7室。畳敷きの和室に椅子テーブルをゆったり配置し、季節を映す花器や調度品で、寛ぎの空間を演出します。

坪庭に面した和室。卓を囲むしつらえ お座敷にゆったりと配された椅子テーブル 大人数を迎える広間のしつらえ
全七室、寛ぎの間
窓辺の卓に置かれた膳と硝子の酒器
灯りの下、花を活けた玄関まわり
石の手水鉢と青竹の樋
鉢に咲きそろう紅花
百合を主にした活け花
雨をふくんだ紫陽花

浜なすの心づくし

それは季節の「ごっつぉ」であり心付き

食材も装いも四季とともに変わりゆくもの。
めまぐるしい日々の中でふっと季節の移ろいを感じていただけたら幸いです。
これからもいただいたご縁を大切にしながら、いつも新たな気持ちで一層精進してまいります。
何卒引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

お盆を手に、畳廊下をゆく女将
仕上げに神経を注ぐ板前
笹を敷いて蒸し焼きにした月山筍
階段を下りる女将
お客様を席へと案内する女将
石畳の路地をゆく、やまがた舞妓
舞妓を出迎える女将

やまがた舞妓を呼べる店に登録いただいています

おもてなしの宴や大切なお客様のご接待、お祝の特別なお席に。
詳しくは電話にてお問い合わせください。

山形伝統芸能振興株式会社 / 紅の会
023-632-0919

〒990-0042 山形県山形市七日町4丁目6−7

ご予約・お問い合わせ 023-632-0919

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四季の献立。
それを紐解く頁もご用意いたしました。